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首里城のアレコレ



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 首里城に何度か訪れて、いろいろ見知ったことなどのメモです。

 

首里城のアレコレ
夜の首里城・守礼門 昼間とは違う雰囲気

  

 

沖縄の首里城には何度か訪れています。

首里城は、日本的でもあり、中国の雰囲気もあるような、日本本土のお城とは少し異なる色彩や構造の建物で、沖縄らしさを感じる観光スポットだと思います。

何度か訪れて、いろいろ見知ったことなどをメモします。

 

沖縄のグスク一覧

沖縄には、昔の城(いわゆる「グスク」)がいくつか残っています。

  • 勝連城
  • 座喜味城
  • 中城城
  • 首里城
  • 今帰仁城

上記は沖縄の世界遺産に登録されているグスクです。

これら以外にも、沖縄各地にグスクが残っています。ほとんどは石垣ぐらいしか残っていないので、建物がある状態で、当時の様子がよくわかるのは首里城です。

といっても、首里城も、ほとんどは戦後に再建されたもので、当時のものというわけではありません。首里城以外のグスクの石垣も、昔の石垣の石は戦後の建築資材等で持っていかれ、今ある石垣はその後復元したものが多いです。

 

 

沖縄の首里城は夜は幻想的

この首里城は、昼間の時間帯に訪れてもいいのですが、夕方〜夜の時間帯もオススメです。

守礼門、首里城や城壁がライトアップされ幻想的な雰囲気となります。また、首里城公園内には展望台もあり、そこから那覇の夜景を楽しめたりします。

また、夕方の時間帯になると、暑い昼間と比べて、過ごしやすい気温となり、散歩しやすいという点もあります。

ただ、夜の時間帯は、とくに裏から首里城公園に入る場合は、急な階段もあり、灯りも暗いので、要注意です。

 

 

 

太平洋戦争で首里城は全壊

太平洋戦争の時に、首里城には日本軍の司令部や基地などがあり、沖縄に上陸した米軍は、この首里城を集中的に攻撃し、戦争終結時には、ほとんどが破壊されていたそうです。現在の首里城は再現したものです。

 

琉球大学が首里城にあった

戦後、当時の米軍と琉球政府が、首里城の跡地に琉球大学を設置し、四角いコンクリート造りの学舎が作られました。

その琉球大学の様子が、沖縄・那覇市にある「沖縄国際平和研究所・沖縄戦・ホロコースト写真展示館」に写真が展示されていて、地元の人は、首里城がこんな姿になり、とても嘆いたというような話が紹介されていました。(追記:この施設は最近閉館されてしまったようです。)

 

首里城は再建中

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首里城は、昔の遺跡のように感じますが、前述のように首里城は戦争により全壊されました。1989年から再建計画が実行され、徐々に復元されながら、一般公開が行われています。

  • 1989年:首里城正殿建築工事の起工式及び木曳式を実施
  • 1997年:歓会門、久慶門内側周辺一部追加供用
  • 2003年:京の内一部供用
  • 2007年:書院・鎖之間完成
  • 2008年:書院・鎖之間庭園完成
  • 2010年:淑順門供用
  • 2014年:黄金御殿・寄満・近習詰所、奥書院供用。奥書院庭園供用
  • 2016年:銭蔵跡・厩・係員詰所跡供用
  • 2017年:北城郭園路広場供用

参考)首里城地区整備計画

 

なお、まだ完成しているわけではないようで、全ての再建が終わるのはいつなのでしょう?

 

 

首里城・鎖之間で琉球伝統菓子を味わえる

首里城で入場料を払うと、首里城内の宮殿や資料館を見ることができます。

そのエリア内に「鎖之間(さすのま)」という部屋があります。

日本本土の座敷のような畳張りの床とお庭が見える場所で、庭から見える大きな琉球石灰岩が印象的です。もちろん、この「鎖之間(さすのま)」も再築されたものです。

「鎖之間(さすのま)」は、琉球王国時代には、

王子の控所であり諸役の者たちを招き懇談する施設

という場所であったところです。

現在では、その場所は、部屋や風景を楽しむだけでなく、

琉球王国時代の伝統菓子やお茶を味わうことができる有料体験施設

というところになっています。

料金は約300円。なお、某航空会社の機内で配布されている沖縄ガイドブックを見せると、料金はタダになります。(以前は。現在も無料になるかどうかは特典内容をお確かめください。)

料金を払い、席に座っていると、

  • 沖縄の伝統的な飲み物「さんぴん茶」
  • 沖縄の伝統菓子が数種類

が運ばれてきます。

ここで供される沖縄の伝統菓子も、レシピ等が残っておらず、いろいろな参考文献から、再現されたものもあるそうです。

 

 

Have a nice trip! ☻

 

 

 

 



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