人生初のヨーロッパはフィンランドでした。

2016年と2017年、2年連続で北欧フィンランドを訪れました。
目的地をフィンランドにしたのは、 とくに明確な理由があったわけではなく、東京から直行便でいけるヨーロッパを探していたら、なんとなく「北欧」というキーワードが目に入り、その中でフィンランドを選びました。
人生初のヨーロッパ:フィンランド
2016年に訪れた時は、人生初のヨーロッパがフィンランドとなりました。
しかし、フィンランドは、たしかにヨーロッパの一つですが、パリやロンドンといったヨーロッパの中心からは離れているので、「人生初のヨーロッパ」としてしまうのは、なんか違うかもしれません。
フィンランドとは

フィンランドを簡単に紹介すると、こんな国です。
小さな国:338,400 km²、日本378,000 km²
フィンランドの人口は550万人。首都ヘルシンキは140万人。
- 北ヨーロッパに位置する共和制国家。北欧諸国の一つであり、西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接し、南はフィンランド湾を挟んでエストニアが位置している。
- ロシアと欧州諸国の間にある地政学的な重要性から、勢力争いの舞台や戦場にも度々なってきた。
- 人口や経済規模は小さいが、一人当たりGDPなどを見ると豊かで自由な民主主義国。
- サウナ文化:フィンランドの国民的文化の風呂。体を冷やすために湖で泳ぎ、さらにサウナに入って汗をかく。
- シベリウスの交響詩「フィンランディア」。
- マリメッコ:婦人服・紳士服・子供服のほか、鞄、インテリア用品や食器などの生活雑貨を製造販売する、フィンランドを代表する企業。
- イッタラ:ガラス製品をはじめとするデザイン性の高いテーブルウェアの総合メーカー。
- ノキア:美しいデザインで知られる携帯電話メーカー。
- ムーミン:トーベ・ヤンソンが描いた北欧の妖精物語。
なお、フィンランドを訪れるにあたり、「空港から街への移動方法の確認」以外は、事前の下調べをせずに訪れました。
フィンランドに初上陸

フィンランドに着き、まず印象的だったのが「白夜」。
フィンランドの空港で、飛行機から降りたのが、夜10時ごろ。しかし、その時間でも、外は真っ暗ではなく、夕暮れ時の、紫色の空が長い時間続いています。
訪れたのは6月ごろで、フィンランドは、この「白夜」の季節でした。
初めての白夜

夏の北欧は、夜になっても太陽が沈まず、1日の昼間の時間が長いという「白夜」の状態となります。
夜の9時ごろでも、昼間の3時ぐらいのような感じで、外が普通に明るく、「夜」という感じがしません。その時間の街の人々も、仕事は終わっているので、余暇を楽しんでいる感じです。
深夜になり、一瞬真っ暗になりますが、午前3時ごろには昼間のような明るさになっています。
「白夜」という言葉は知っていましたが、実際に、数日間体験してみると、いつもとは感覚が異なってきます。
普段は、外の明るさで1日の時間を感じることが多いので、「夜なのに明るい」という白夜は、生活リズムが狂ってきます。
なお、冬は、逆に夜の時間が長くなります。
空港からヘルシンキへ
空港から鉄道で、フィンランドの首都であるヘルシンキへ移動します。
空港からヘルシンキまでの途中、何駅か停まり、乗客が乗ったり降りたりしますが、深夜にもかかわらず、家族連れのお客がいるのにびっくりしました。
白夜の時期は、フィンランドの人は夜更かしが多いのかもしれません。
ヘルシンキ中央駅に着いたのが、深夜0時ごろ。さすがに、その時間は真っ暗です。
しかし、駅前の周辺にはダンスクラブ的なお店がいくつかあり、賑わっています。日本の渋谷の繁華街的な感じです。
駅から歩き、ホテルにチェックイン。この日は、そのまま就寝。
Have a nice trip! ☻