2015年から2016年の2年間、香港によく出かけていました。
- 香港名物:朝の飲茶
- 香港・中環(Central)にある陸羽茶室
- 「陸羽茶室」名物?の「インド人のドアマン」
- 静かな雰囲気のお店
- 料理の注文方法
- 香港飲茶でトライしたい「腸粉」
- おまけ)香港での食事の作法
- おまけ)e- Channel(e道)で香港の出入国がスムーズに
- おまけ)香港のホテル相場
香港名物:朝の飲茶
香港といえば「飲茶」が有名。
香港滞在中、朝の飲茶に行くことがあります。
香港・中環(Central)にある陸羽茶室
先日訪れたのは「陸羽茶室」という飲茶専門店。
お店の場所は、香港島の「中環(Central)」という 繁華街にあります。
現地に駐在していた知人からオススメされたお店です。ガイドブックにも載っているお店で、ローカルの飲茶店の中では、少し高級な分類に入るそうです。
「陸羽茶室」名物?の「インド人のドアマン」
この「陸羽茶室」のお店の特徴が「インド人のドアマン」がいるということ。
「インド人のドアマン」と聞いて、シンガポールのラッフルズホテルの玄関にいるような、ターバンを巻いたインド人を想像していて、とてもすごい高級店なんだろうと想像していました。
実際に訪れてみると、そういう人はいなく、普通の格好をしたインド人が迎えてくれました。また、それほど高級店ではないので、びっくりするような食事の値段にもなりません。
なお、店内のスタッフは香港の人(そうでない人りかも?)で、なぜドアマンだけがインド人なのかは定かではありません。
静かな雰囲気のお店
香港の飲茶では、地元の人が多く訪れ、朝から活発に食べているお店もあります。
あるお店では、店内は朝から満席で、大きな円卓に相席で座り、料理を食べながら大きな声で会話している地元客に挟まれて、香港の雰囲気を楽しむことになります。
この「陸羽茶室」は、それとは雰囲気が違い、テーブルごとにお客さんが案内され、静かなお店でした。
日本にある、中華屋さんと似たような感じです。
料理の注文方法
蒸しカゴを持ったスタッフがテーブル間を歩いて回るので、カゴの中を見せてもらい、食べたい料理を伝えます。
スタッフが、料理をテーブルに置くと、テーブル上のオーダー票にスタンプを押していきます。このスタンプが、食べた料理の印で、会計の時に計算されます。
香港飲茶でトライしたい「腸粉」
香港などの飲茶で「腸粉」という料理があります。日本では、そんなには見かけない料理です。
料理名に「腸」とあるので、牛や豚などの内臓を使ったグロテスク的なものを想像してしまいますが、そういったものではありません。
「腸粉」は米を使った皮を巻いた料理で、ライスペーパーを使ったベトナム春巻きとは違い、米の皮が厚く、見た目が「腸」のように見えます。おそらく、そこから「腸粉」という名前になったのではないかと思います。
「腸粉」の味は、ふつうに美味しく、厚い米の皮が独特の食感です。
香港の飲茶には、蒸し餃子や饅頭などの日本で見かけるような料理がありますが、本場ならでは料理も試してみたいところです。
おまけ)香港での食事の作法
香港には、以下のような独特な食事の作法があります。
- 食事前に、お茶で食器や箸などを洗う
- 茶碗が取皿
- 平皿は食べかす置き場
まずは食事前、テーブルにセッティングされた自分の食器や箸などをお茶で洗います。
お店によっては、洗うためのお茶や、ゆすいだお茶を捨てる容器がテーブルに事前に置かれていたりします。
また、食器の用途も違います。
茶碗はごはん系やスープ系を取り分け、平皿はそれ以外のおかず系を取り分ける、というのが、日本で中華料理を食べる時の通例ですが、香港では異なります。
ほとんどの場合、茶碗が取り皿となり、おかずなども茶碗に分けて食べます。そして、平皿は、魚の骨や鳥の骨といった、食べかすを置く皿となります。
ガイドブックにも載っていたりしますが、日本人の通常の作法とは異なるので、気をつけたいです。
おまけ)e- Channel(e道)で香港の出入国がスムーズに
私は、香港を訪れる頻度がそれなりにあったので、香港国際空港で「e道(e-Channel)」に登録しました。
「e道(e-Channel)」とは、 通常の人によるイミグレーション審査から機械による簡易審査に代わり、香港の入国・出国時に審査待ちの行列に並ぶことが減ります。
専用の入口で、パスポートを機械に通すとゲートが開き、電車の改札口のような感じにスムーズに進み、訪れるのがラクな国でした。
誰でも自由に登録できるわけがありませんが、登録条件を満たすならば、オススメです。
おまけ)香港のホテル相場
香港は、土地面積がせまく、そのせまいエリアに人口が集中していているので、高層ビルや高層マンションが立つことになります。
不動産価格は高く、香港のホテルも平均的に料金が高いです。そして、料金は高いが、部屋は狭いということが多いです。
沢木耕太郎の「深夜特急」にでてきたような、重慶大厦(重慶マンション)のような(危険臭がただよう)格安ホテルや、香港の街の中心から外れると、料金が低く部屋も広いホテルがあったりするので、自分の旅行スタイルにあったホテルを探されると良いと思います。
Have a nice trip! ☻